時々、思い出すと食べたくなるこのうどん、「辛スタうどん」という。
一度、食べてからというもの、このうどん屋には何度も訪問し、何度もこの「辛スタうどん」を食べてきた。
今回も頭にフッと浮かんだ「辛スタうどん」を食べずにはいられなかった。
福岡から車を走らせ、福重から西九州自動車道、その先の二丈浜玉道路に乗る。
私の頭にあるのは、汗をかきつつ食べた辛いうどんの「辛スタうどん」であった。
このうどんを食べられるのは唐津市の「大助うどん唐津店」である。
店は交差点の角にあり、駐車場も店の横に数台がとめられる。
車を降りて、店ののれんをくぐり引き戸をあける。カラカラカラ~。
中から「いらっしゃいませ~」と声が聞こえ、「何名様ですか~」と。
人数を伝えると席に案内された。
メニューを開くが、心は決まっている。
「辛スタうどん」だ。
でも、今日は少しお腹が減っている。
ご飯ものも追加しようかと「辛スタうどんと、いなりをひとつ」と伝えると
「すみません、いなりが切れていまして。。。」と、ああ残念。。。
「おにぎりならあります」と促され、一旦はおにぎりを注文するも、
「おにぎりをやめて、揚げもちをお願いできますか?」と「はーい」返事が来た。
しばらくすると、うどんとは思えない見た目の「辛スタうどん+揚げもち」が運ばれてきた。
スープは唐辛子色に染まっている。
ニラと肉、そして追加トッピングした不釣り合いな「揚げもち」が入っている。
まずはスープをすする。
もう1回。もう1回と繰り返していると、突然来た「辛っ!」
麺をすくいすする。
肉を食べ、麺をすすり、ニラも食べた。
もち天も食べてみよう。
辛スタスープに絡んだ「揚げもち」だが、スープの中に漬かっていたのにダラッとしていない餅は、しっかりとモチモチしている。
スープとも上手に絡んでいる。
気が付くと麺も食べ終わっていた。
ここからスープと私の戦いだった。
高血圧の私が飲んではいけない(たぶん)スープと飲みたい私。
本当にやめられなかった。。。うまいスープだ。
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