お弁当を買ってきて食べようと写真を撮っていて思った。
「このお弁当は茶色が多いな」と。
食事の時に食卓に並べた食材を見ながら「年寄りの食事やね」と妻とよく話す。
肉類や揚げ物はあまりなく、野菜や海藻類など消化によさそうなものばかり。
年々、食事の趣向が変わってきて、量はもちろんの事、食べるものの好みもかなり変わったと自分でも思う。
ちょうど職場でも食べる量の話をしていた。
30代の女性によると「今日は担々麺の大盛りにしました」と。
40代男性と、50代の女性、そして私(50代)のみんなが首を横に振る。
「そんなに食べられん!」「食べ過ぎた分だけ、お腹の脂肪にかわるんよ」「若いってエネルギーがいるんやね?」と、中年になるとみんな抱えている悩みは同じなんだと思った。
「腹八分」が目標から、必達に代わった。
食べ過ぎると、消化が悪い、体重が増えて数日は戻らない、体が重い、などなど不具合が多発なのだ。
食べても食べても「食べたりなかった」若いころが懐かしい。
もう50代になると持病(私の場合は「高血圧」)に気遣いながら、運動と食事のバランスも確保しつつ、生活をしていかないといけなくなってしまった。
まあ、急にそんな状況になったわけではなく、少しずつ改善をして現状に至ったので無理な事は何もなかったが、今回のお弁当のように「茶色」に気づいたりすると、歳をとったなぁと実感してしまう。
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