無性に食べたくなったあづま屋の「赤い坦々麺」

中華料理

妻は昼飯抜きだったらしい。

夕方でも無い時間に何か食べようという事になり、候補をいくつかあげていたが、その中に「あづま屋」が出てきた。

一旦、店名を聞き担々麺を想像したら、どうしても食べたくなった。

 

早速、店に行ってみたが「準備中」の看板が出ていて、残念ながら食べられなかった。

調べると、以前の営業時間を掲載されているサイトがあるが、これは古くてあてにならない。

近隣で代わりの店を探すも、担々麺より食べたいお店はなかなか見つからない。

せっかく近くに来たからと「丸岡のぎょうざ」を買いに行くが、「売り切れ」の看板が店の前に出ていた。ついてない。。

 

もう一度調べてみようとGoogleマップであづま屋を検索してみると「まもなく開店」と出ていた。ちょうと17時前の事だ。

そうか「あと少しで開店するのかもしれない。行ってみるか!」と、先ほどより鼻息荒く車を走らせた。

店舗の前に来た時には17時を過ぎていたと思うが、まだ「準備中」の看板が出ている。

「あれ?やっぱり休みなのかな?」と店の横を通りすぎる。

しかし、店内には電気が点いている様子だ。。。

 

その道をUターンして戻ってきて、信号待ちで店の横にとまった。

ふと見ると「営業中」になっているではないか!

駐車場に車をとめて、店内に入る。

もちろん、お客さんは誰もいない。

 

「赤い担々麺、ちょいカラで」、妻は「赤い担々麺、カラカラで」と注文する。

この店は辛さを選ぶことができるのだ。

「ちょいカラ」は、普通より1段辛い方、「カラカラ」はもう一段辛い方だ。

 

まもなく、注文した「赤い担々麺 ちょいカラ」が出てきた。

最初はスープをひとくち頂く。

もろもろの細かい具と一緒に、濃い味の美味しいスープが口の中に広がる。

「あれ〜今回はあまり辛くないな〜」なんて余裕ぶっこいて、スープを何杯も飲んでみる。

次に、野菜と麺を一緒にいただく。

スープといろんなものが絡まってとてもおいしい。

と、「辛くない」なんて調子のいい事を言っていたのだが、急に辛さがやってきた。

そんな時、この「あづま屋」さんには強い味方がいる。

このお茶のボトルだ。

毎回、冷蔵庫から冷えた満タンのボトルを取り出してテーブルの上に置いてくれる。

今の私がまさに欲していた冷えたお茶が目の前にある安心感は大きい。

気が付くと、うつわの底が見えるのではないかというほどスープまで飲んでしまっていた。

「またやってしまった(哀愁を漂わせて)」と心の中でつぶやく。

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