「ぼたもち」と聞いて、どんな食べ物を思い浮かべるだろうか。
私は、「おはぎ」を思い浮かべた。
この店を知ったきっかけは、Googleマップだった。
佐賀方面から、福岡方面に背振山系を越えて帰ってくるルートはないかと、助手席で妻がGoogleマップを見ていた。
山越えのルートはそんなにいくつもはない。
妻はときどきGoogleマップを拡大しながら、通れる道なのかを見ていた様子だった。
すると、地図に「ぼたもちの店が掲載されている」という。
今もその店はあるものか?と不審に思いながら、スマホのGoogleマップを一緒に覗き込んでいた。
もう少し拡大してみようとすると、ぼたもちの店がもう1軒出てきた。
「なんだ?ぼたもちの店が向かい合っているのか?」と、やはり信じられない私たち。
「本当に店があるのか、本当に向かい合ってぼたもちの店があるのか、現地に確認しに行こう」という事になり、Googleマップの案内を受けて向かってみた。
これが、この店を知るきっかけだった。
最初は1個ずつ買えるのかと思っていたが、そういうわけではないらしい。
お店のお姉さま方のアドバイスを受けて10個入りを買ってきた。
その時の衝撃といえば、未知の食べ物に出会ったようなもんだ。
それからというもの、何度もこの店を訪れて「ぼたもち」を買い続けている。
どうしても食べたいときがある。
中毒のようなもんだ。
間違いなく美味しい。
この日も佐賀方面に向かう途中に行ってみた。
店が開いているとホッとする。
この店のシステムは、入り口を入って、お店のお姉さま方に買う個数を伝える。
すると、そこから作ってくださるのだ。
この日は「新型コロナ対策」で店内には「お一人様」での入店を促す張り紙が貼ってあった。
私の前に、男性がひとり店内に入っていらしたので、外から「8個」を伝え、外で待っていた。
ほどなく、呼ばれて料金を払いぼたもちを入手する事ができた。
下の写真は家で袋から取り出した状態。
蓋を開けると1個ずつ入っているわけではない。
これで8個入りのはず。。。
適当に8等分の目安をつけて、スプーンですくってみたところ。
絶妙な甘さ、餅は絶妙な柔らかさ。
当日しか食べられないというのが残念だが、時々思い出しては買いに行く中毒性のある甘い食べ物だ。
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