このお店は、かりんとう饅頭・おはぎ・お餅やら、おこわ、その他の食材などを販売されているお店で、私はこのお店のおこわが大好きでよく買いに行っていた。
この日も午前中の早い時間に通りかかったので、立ち寄ったのだ。
午前中との事もあり、店内は多くのお客さまが来られ、出来立てのおこわからの湯気が立ち上り、活気のある店内だった。
ここで買おうとしていたのは、まずおこわ、それと甘いお菓子をと探していた。
白玉饅頭は佐賀県のお菓子として有名だが、このお店にも「白玉饅頭」がある。
10個入り?、我が家は妻と二人暮らしなので、あまり大量に甘いものはいらない。
あると食べてしまうので、最低限の少量しかお菓子を買わないようにしているが、この日も同じ考えで10個入りは多いかな?と思っていた。
店内をあちこち歩いていると、なんと5個入りの白玉饅頭を見つけたのだ。
ここで気づくべきだったが、色も形も白玉饅頭そのもの。
疑う余地はなかった。
そして買ったのが、この写真の白玉饅頭(今の時点では)。
白玉饅頭と思って1個をそのまま口の中で放り込んだ。
口に入れた瞬間「白玉饅頭じゃない!」と感じた!
白玉饅頭と思って食べたのに、白玉饅頭ではないという違和感は驚き以外の何物でもない。
これは何?と次の思考に移るまでに時間はかからなかった。
その正体は「里芋煮」だったのだ。
笑い出した私が、妻に「これ食べてみて」と言ったら、妻は余計に気持ち悪がって食べようとしない。当たり前か。。
「これ、白玉饅頭じゃなくて里芋煮だったよ」というと笑い出して、1つを食べてくれた。
その後、写真を撮ったので5個入りのうち2つを食べてしまい3個しか入ってないというわけだ。
確認しなかったと言えばそれまで、白玉饅頭だと思い込んでしまった「思い込み」というのは、こんな結果になる。
「里芋煮」には何も責任がないのだが、もはや美味しく「里芋煮」を食べられる状態にはならなかった。ごめん「里芋煮」さん。
こうなると、どうしても「白玉饅頭」が食べたくなるもんだ。
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