妻は最近「豊前裏打会」というグループに属しているうどん屋さんが好きらしい。
「豊前裏打ち会」については「津田屋流 豊前裏打会 公式サイト」を見て頂きたいが、簡単に言うと小倉南区にある「津田屋官兵衛」といううどん屋さんの麺を通じて集まった仲間で結成されたものらしい。
基本的には少し透明のコシの強い麺で、その他のアレンジは店舗によって異なるが、天ぷら類がドラマチックな盛り付けをされている店が多いようだ。
同じ豊前裏打会の店を訪問したが、開店時間まで1時間以上ある事がわかり、別の店として白木商店に訪問した。
白木商店は入口の券売機で食券を買って店員さんに渡すスタイル。
メニューはたくさんの種類がありとても迷ったが、券売機ではなく店内に貼られた写真を参考にするしかなく、ゆっくりとメニューを選ぶことができないまま「天ぷらうどん」の食券を買った。
店員さんに促されるままテーブル席へと座り、席にあるメニューを見て少し後悔。いろんなメニューがあるが食券販売機の前では十分に吟味が出来なかった。
事前にメニューを見れるといい。
待つこと数分で「天ぷらうどん」がやってきた。
今回はうどんとは別に天ぷらを皿に入れて頂いた。
うどんの出汁に漬かってフニャフニャとなってしまった天ぷらは嫌だし、美味しいうどんの出汁に油が混ざるのも嫌だったのだ。
出汁はとても美味しい。時々「かけうどん」で出汁の味を堪能したいと思う事があるが、何も混ざらない出汁こそ、お店のうどん出汁の真価が発揮される。
麺は半透明で少し黄いろがかっているが、すすると豊前裏打会の他店と同じようにコシの強い麺で噛み応えがある。
では、天ぷらに進んでみる。
さすがにうどん出汁に漬かっていないからか、サクサクの衣がとても美味しい。
一緒に持ってきていただいた塩を付けて食べる。この食べ方も天ぷらの美味しさを最も感じられるので、お店の腕の見せ所だ。
近所ではないが、何度も通った事のある店舗なのに気づかなかった。
前の通りから少し後ろに下がった所に店舗があるので、見えないせいもあるのかもしれない。
この店はぜひリピートして他のメニューも試してみたいと思った。
美味しい!
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