数年前まで、我が家で「うどん」と言えば「牧のうどん」のことを指していた。
嫁さんは、風邪をひいたり、具合が悪くなると、「牧のうどん」を食べて元気になる。
息子が大学生、娘が高校生の頃、クリスマスイブに二人とも家にいて、夕食にでかけることになり、みんなで「牧のうどん」を食べに行った。
クリスマスイブなのに、家族でうどんを食べる大学生と高校生なんて。。
そんな「牧のうどん」だが、他のうどん店巡りをするようになってからは、ほとんど行かなくなってしまった。
理由はうどんは店舗によって麺も出汁も具材までが細かく違って、いろんなバリエーションがあるというのを発見したから。
結局、いろんな「うどん探し」を続けることになってしまった。
他店のうどんは、もちろん良し悪しもあるけど、あまり同じようなうどんが無いので、とても奥が深い。
さて、今回は「うどん」が食べたかったが他のお店が見つからず、結局「牧のうどん」に行ってきた。
駐車場が空いている、店内も混んでないと確認して店内に入って席についた。
心に決めていた「豚キムチうどん」を注文し、待つ事数分で運ばれてきた。
いつものようにネギをたっぷり乗せて、頂いた。
以前のように「衝撃が走るほど」は感激しなかったが、これこれこの味。と思った。
食べる側の気分が大きく影響するだろうに、飲食店の味を維持するのは難しかろう。
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