三気ラーメンの店名を使った「三気ラーメン」

ラーメン

この日は夜まで仕事をして、更に自宅まで1時間以上も車を走らせなければならない状況だった。

ならば、食べてから帰るかと近所の店を探していると「岡垣町」の近くで「三気ラーメン」を見つけた。

福岡市内には何店舗もあるが、こんな遠方まで出店しているのかと感心しつつ、味の期待値が安定しているのでこの店で食べて帰る事にした。

店内に入るとすぐに「食券販売機」があるので、ここでメニューを選ぶ。

お腹の具合は普通。

いつもながら食事の量は多くないので、たぶんラーメン1杯で満足するはず。

店内は誰もお客さまはいない。

私、ひとり。

入ってすぐのカウンターに席を決めて、洗面所に手を洗いにいってから、カウンターでまたメニューを楽しむ。

あれこれ、食べたとしたらどんな味なんだろうとか、これとこれの組み合わせは高いなとか、これとこれを組み合わせは美味しそう!など、考えていると注文した「三気ラーメン」が運ばれてきた。

私の記憶が定かではないが、確か「三気ラーメン」は少し辛いラーメンだったと思う。そして、特別の替え玉が用意されていて、そぼろ肉も一緒に加えて頂けてたと思うが、それはメニューになかった。

美しい盛り付けで運ばれてきた「三気ラーメン」を崩さないように少しづつ麺を掘り出してすする。

徐々にすくう範囲を広げていくが、どうしてもそぼろ肉は沈んでしまって食べられないが、「三気」さんはそこんところがよくわかっていらして、穴の開いたれんげのようなものが用意されていて、ラーメンの汁の中に沈んだそぼろ肉をすくて食べる事が出来る。

ラーメンの麺を食べてしまい箸ですくえなくなると、ゆで卵を食べ、例の穴の開いたれんげで器の下に沈んでしまったもろもろをすくって食べる。

ここからは高血圧なのに・・・スープの美味しさとやめ時の戦いが始まる。

途中で、もうやめ!と水を飲んでリセットするも、目の前にある器に美味しいスープがあると思うとつい手がでてしまい、1杯、2杯と・・・これ以上はだめ!

と、何度も葛藤して、負けないうちに店を出る。

満足な瞬間だ。

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